Cane Creek DBAir CS リアショックアブソーバー
DBAir ショックアブソーバーのクライム用モデルです。クライムでサスペンションをフル活用できます。 バイクのコントロールが向上するだけでなく、トレイルのクライムにおける地面からの振動を抑えられるので、疲労が軽減し、パワー伝達が向上します。
これまでのクライム用ショックアブソーバーと異なり、最新 Double Barrel CS は、コンプレッション、リバウンド両方の設定で、クライム専用の緩衝機能が内部で実現します。 Double Barrel はダウンヒルにもぴったりです。
Vital MTB の評価 “星 4.5”
特長:
- Twin Tube テクノロジー: 独自の Twin Tube テクノロジーは、緩衝弁を通して常に油が循環することで、コンプレッション、リバウンド両方の設定においてコントロール性の高い、独立した緩衝機能を発揮します。 メインピストンではなく、外側で弁を調整することでオイルを循環させる独自デザインが採用され、抜群の調整性能を発揮します。また、内部の弁に変更を加える必要性が減るので、適切な緩衝性能設定が行えるようになります。 上記 3つ目のビデオでは、仕組みの詳細を説明しています。
- 4つの独立した調整システム:
- Low Speed Compression (LSC): グリップをコントロールし、シャーシを安定化するために使用されます。 LSC 調整機能により、ペダルが引き起こす「浮遊する感覚」を軽減し、がたがたとする小さな揺れを防ぎます。そのため急ブレーキが軽減されるだけでなく、重量の変化に対するバイクの反応を修正します。 上記の問題を解決するために、下記 HSC と LSC の機能性を細分化しました。LSC でもライドの快適性を十分に感じていただけることでしょう。
- High Speed Compression (HSC): 尖った角への衝突や激しい着地など、高負荷の衝撃のエネルギーを吸収するのに、重要な役割を果たします。 そこが抜ける衝撃への対応力も発揮します。 HSC は、調整可能なポペット弁とオイルの完全な回路を通して動作します。 広い調整機能により、ライダーに合ったそれぞれのチューニングが可能です。
- Low Speed Rebound (LSR): LSC と合わせてシャーシを安定し、グリップを調整する機能です。 他社のリアショックアブソーバーの多くが採用するシングルリバウンドアジャスターと類似した機能と言えます。 LSC と併せて、それぞれのライダーに合った LSR 調整をすることで、難度の高いクライムやがたがたの道でのスピードライド、険しいコーナー、でこぼこの道でのブレーキなどで、抜群のグリップを発揮します。
- High Speed Rebound (HSR): DBAir CS 独自の調整機能です。HSR により、サスペンショントラベルが深くまで到達した際には、素早く元に戻ることが可能なので、ジャンプに飛び出すときのコントロール性が高まります。 HSR と LSR の独立したコントロール性能により回復がスピーディなので、シャフトが高いときに起こるスピードの問題が軽減されるだけでなく、ショックアブソーバーのシャフトが低いときに起こるスピードの問題も抑制します。
- 重量: 509g (サイズにより異なります。)
- 振動の軽減: ツインチューブにより、2種類のハイスピード減衰回路と 4種類のロースピード減衰回路を利用する独立したコンプレッションとリバウンド設定が可能
- 調整機能:
- ハイスピードコンプレッション
- ロースピードコンプレッション
- ハイスピードリバウンド
- ロースピードリバウンド
- エアスプリング
- シャフトの素材: 誘導硬化 4130 スチール
- シャフト径: 8mm
- 仕上げ: アノダイズ/レーザーエッチング
- 接合面: Norglide® ブッシング 1/2" ユニバーサルアクスル
- Can サイズ: 標準
取付具と DBAir CS に対応する Air Can XV のご用意があります。
Cane Creek コンポーネントのお求めは、世界有数のオンラインバイクストア Chain Reaction Cycles で。