Manitou R7 Pro サスペンションフォーク

この汎用性の高い MTB フォークは、7000 シリーズのバテッドウォールアルミニウムをレッグの素材に用い、オフロードで驚異的な剛性、強度、コントロールを発揮します。 IVA を備えた Dorado エアスプリング、VTT Pro ダンパー、およびハーフカートリッジの調整可能な TPC リバウンドダンピングを採用。山岳ライドで遭遇する様々な状況に対応できます。 Manitou はまたこのモデルに幅広い調整機能を加え、オープンモード調整を備えた 3 段階の圧縮 ( Open、Trail、Lock) を可能としました。その結果、MTB およびクロスカントリーライダーは、細かな調整を行い、自分のスタイルや地形条件に合わせた走行感を得ることができます。

VTT Pro ダンパー

妥協のない堅牢なロックアウト独立したシムスタックのおかげで、オープンポジションでも感度を失うことなく、確実にロックアウトできるようになりました。つまり、上下に揺れることなくヒルクライムを走破し、前腕に疲れをためずにロックガーデンを走れることを意味します。

IVA を備えた Dorado エアスプリング

名前が示す通り、このエアスプリングは、Manitou の伝説的な Dorao DH フォークに由来します。 Dorado エアは、空気の充填時に、正と負の空気チャンバー間で圧力を均等化する、独自のバランスバルブが特徴です。これにより、フォークの一貫性が保たれ、ストロークに空気の抜けやデッドスポットが生じないようになっています。またエアチャンバーの容積を管理するために、Manitou は、IVA (Incremental Volume Adjust) 機能を加えています。 IVA は、追加の部品を必要とせずに、従来の調整システムよりも大きな変更を可能にする自己完結型の容積減少システムです。

特徴 :

レッグ素材: 7000 シリーズバテッドアルミニウム
クラウン素材 : 鍛造アルミニウム、中空
アクスル : 15x110mm、Hexlock
用途 : MTB、クロスカントリー
ステアラー直径 : 1.5" テーパー
レッグ直径 : 32mm
スプリング : IVA を備えた Dorado エア
圧縮減衰 : VTT Pro
リバウンドダンピング : ハーフカートリッジ調整可能 TPC
調整 : エア、リバウンド、オープンモード調整付きの 3 段階圧縮 ( オープン、トレイル、ロック )、IVA ポジション
ブレーキポストマウント : 160mm ( 最大 203mm)
最大タイヤサイズ : 68mm 77mm (27.5")、68mm (29")
オフセット : 37mm (27.5")、44mm (27.5+/29")
ライドハイト : 471-511mm (27.5")、 485-525mm (27.5 / 29")
トラベル : 複数のオプションから選択可能
E-Pac : いいえ
重量 : 1625g (27.5")/1648g (27.5+/29")

テクノロジー :

VTT Pro Variable Terrain Tune による調整 : オープンモード調整を備えた 3 段階の圧縮調整 : VTT Pro ダンパーを開発する際、Manitou はオープンとミッドの設定を損なうことなく確実にロックアウトを維持することを目指しました。ロックアウトモードが確かなダンパーの多くは、ロックアウト以外のポジションでは、シャフト速度が、低速でのフローを阻害してしまうという欠点を抱えていました。これが発生すると、ダンパーはロックアウトしているのとほぼ同じ力でピークに達します。この力は大きな衝撃として手に伝わり、ライダーがコントロールを失う場合もあります。 VTT の目標は、多くのクロスカントリーライダーが必要とするロックアウト力を維持すると同時に、シャフトの急な加速を防ぐことでした。これにより、フォークは、高速での反応を抑える一方で、動きが鈍くなることなく低速サポートを維持できるようになります。これは、 ( ロックアウト用とその他の 2 つのポジション用に ) 独立したシムスタックを用いることで実現できます。オイルの流れが分かれるシムスタックを制御することにより、Manitou は、ダンパーの特性を地形やライダーの要求に合わせ、ロックアウト、ディグレッシブ、およびプログレッシブに操作できるようになりました。
Dorado エア : 32mm シャーシの場合、実績のあるDorado エアを、より短いトラベルを使用するライダーのニーズに合わせ調整しています。 Manitou Dorado エアスプリングシステムには、空気充填時に正と負の空気室を均等化する独自のバランスバルブが装備されています。これにより空気の抜けやデッドスポットのない、一貫したスプリングレートを得る事ができると同時に、体重の異なるライダーに、同じ初期ストロークの感触を提供できます。 R7 の場合、Manitou は各チャンバーのボリュームを調整し、より短いトラベルで最適なサポートと感触を得られるようにしました。さらに、エアレッグには、Incremental Volume Adjust (IVA) システムが含まれています。 IVA は、IVA ピストンの固定位置を決定する自己完結型スペーサーを利用し、正のエアチャンバー内の容積を変更します。この自己完結型の容積減少システムは、追加の部品を必要とせずに、従来の調整システムよりも大きな変更を可能にします。
シャーシ : Manitou フォークのシャーシ開発では、重量、剛性、および信頼性を適切なバランスで実現することに焦点が当てられています。 Manitou は、フォークの開発においてリバースアーチを採用することで、アーチとアクスルをより離すことができました。アクスルの中心に対してフォーク後部のタイヤクリアランスが低いため、アーチが短くなり、同重量の従来のフォワードアーチフォークと比較し剛性が 13% 向上しました。このため、Manitou は、32mm のスタンションを採用し重量を減らすと同時に、フォーワードアーチとより大きなスタンションを採用したフォークの水準に近い剛性を達成できました。

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